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こんばんは!

今日はせどりから離れて

輝子が好きな事を

お話ししていく土曜日です!

また12時を過ぎてしまった…

日曜日ですね…(笑)

お暇な方はお付き合い下さいね!

 

 

今日は前回の「気ままに輝子」からの続きです。

読んでない方はこちらからどうぞ!

    ↓  ↓  ↓            

        気ままに輝子 No.58

 

「人工肛門の人」になった主人でしたが

そこからが苦難の始まりでした…

 

まず訳もわからず

メモで「人工肛門の準備する物」を買ってきて下さい。

と言われます。

 

看護師さんの説明では

 

「人工肛門の用品は保険がきかないので

実費なんです…

なので病院で使った物は

貸し借りという感じでやっていくので

よろしくお願いします」

 

「貸し借り?」

 

「今までにパウチを2枚 使ったので

後で買って2枚 病院へ返してもらいます」

 

「パウチ? 

 2枚返す?」

 

それってどういうシステムなの?

 

実費で入院費用と一緒に精算してくれたら

いいのに…

と思ったけど

そんな事も言えず…

 

「わかりました…」

 

と返事をした…

 

それから指定されたお店に行き

メモを見せて

用具をそろえた。

 

パウチ(人工肛門の袋)

 

 

 

 

 

 

 

 

リムーバー(パウチを肌から剥がす液体)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デオール(消臭潤滑油)

これを袋に入れると匂いが少なくなるし

便が出しやすくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

クレンズ(水で流さなくても良い洗浄するクリーム)

お風呂に入れない時はこれで人工肛門を綺麗にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

ボディーソープ(水で流さなくても良い石けん)

泡状の物で除菌成分が入ってない物。

クレンズもボディーソープも同じ役割。

 

 

 

 

 

 

 

 

パウダー(肌が荒れた所に振りかける)

 

 

 

 

 

 

 

 

トレイシール等(皮膚保護剤)

肌が荒れた所を保護したり

便が肌に潜り込まないように

パウチと肌の間に貼り付ける物。

肌の高さが違う時の調整にも使う。

 

 

 

 

 

 

 

 

はさみ(パウチの穴を自分の腸の大きさに切る為の物)

パウチの面板を切る専用のはさみ。

袋を切ってしまわないように先が丸くなっていて

丸く切りやすいようにカーブしている。

 

 

 

 

 

 

洗面器(小さい物が良い)

キッチンペーパー

ビニール袋

 

これだけそろえると

ゆうに1万円は超えた…

 

辛い…

 

それに

とにかくわからない事ばかり…

戸惑う事ばかりの毎日だった…

 

洗面器を一つ買うにも

どんな風に使うかがわからないから

100円均一ショップで迷う…

 

もっと色々教えてくれたら良いのに…

 

そう思いながら

大きい方が良いだろうと

大きいのを買ったが

 

結局は洗面器にお湯を入れて

キッチンペーパーをぬらして

人工肛門を綺麗に拭く為の物だった…

 

ただキッチンペーパーをぬらすだけの物…

小さい方が良かった…

 

病院のご飯を食べるテーブルに色々な

人工肛門の用具を置く

大きい洗面器をお湯を入れて置いておくと

置くところも狭いし邪魔だ。

邪魔だからとソファーに置いたら

置いたことを忘れて

座ってしまい

お湯をぶちまけた…

そして私のズボンはベチャベチャ…

 

もーーーーーーー!

 

それだけなら良いが

主人の人工肛門の周りの皮膚が

どんどん荒れて

皮膚がただれてきてしまった…

 

そしてパウチから便がもれて

看護師さんに

イヤな顔をされながら

パウチを換えてもらったりした。

 

主人は

 

「もうイヤだ…」と落ち込んだ…

 

それを見て

私も落ち込んだ…

 

病院でのパウチ交換は

あまり良い時がなかった…

 

2日に1回パウチ交換予定だったが

あまりにもれるので

ほぼ毎日換えるようになっていた…

 

パウチの買い足しや

主人からのヘルプのLINEが入り

お金の面でも

精神面でも身体的にも

ヘトヘトに疲れてしまった…

 

人工肛門って

こんなに大変なの?

 

だけど

唯一救いだったのが

 

すごく優しく

親身になってくれる看護師さんが

一人いたからだった…

 

その人がいなかったら

私たちはとてもじゃないけど

耐えられなかったかもしれない…

 

信頼できる看護師さんの大切さを

痛切に感じたのでした。

 

だけど…

これで退院したら

私たちだけで

大丈夫なんだろうか…

 

とにかく

病院だけでは

わからない事ばかりだったので

私はYouTubeやネットで調べて勉強をした。

 

そうしてやっと

「人工肛門」の奥深さを知っていった。

 

人工肛門って

本当に大変です。

 

もちろん順調な人もいるかもしれないけど

 

慣れもあるけど

 

洋服の中だから

「人工肛門の人」ってわからないけど

 

私も主人が「人工肛門の人」になって

初めて人工肛門の事を知ったけど

 

 

もっと人工肛門の事を

世の中に知らさないといけないと思った…

 

 

もしかしたら…

これは

私がその役割をする為に

こういう運命になったのかな…?

 

そう思うようになってきた…

 

今日も長くなってきたので

今日はここまで!

 

「幸せをギュッ♥」

 

今日はこの曲を聴きましょうか

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  DUFF/ひとりじゃない

 

きみはもうひとりじゃない~♪

 

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